2026/10/06 15:55



REPAIR ‘N MAINTENANCEでは、古い木やヴィンテージのパーツが持つ、時間の痕跡をそのまま個性として活かしたものづくりをしています。  

私たちが扱う古い木には、長いあいだ使われてきたからこそ生まれる、傷や割れ、欠け、歪み、色の変化があります。  
それは、新しい木材にはない、その木だけが持っている表情です。  

たとえば、かつてチャパティをこねるために使われていた木の板。  
毎日のように使われ、何度も手に触れられてきたその板を、私たちはカートへと生まれ変わらせました。  
また、古い木の柱に施されていた装飾を、台として新しい暮らしの中へ取り入れることもあります。  
もともとの役割は違っていても、長い時間を過ごしてきた素材には、それまでの記憶が残っています。  

私たちは、その記憶をきれいに消してしまうのではなく、できるだけ残したまま、もう一度使えるものへと手を入れていきます。  
傷や歪みも、その木の個性  ヴィンテージウッドを使った製品には、多少の傷や割れ、欠け、歪みなどが残る場合があります。  
新品の家具であれば、できるだけ避けたいと思うようなものかもしれません。  
でも私たちは、それらを単純な「欠陥」とは考えていません。  
傷があるということは、それだけ誰かに使われてきたということ。  
色が変化しているということは、長い時間、光や空気に触れてきたということ。  
少し歪んでいることも、その木が環境の変化を受けながら時間を重ねてきた証のひとつです。  



もちろん、これから使うものとして必要な補修やメンテナンスは行います。  
ただ、すべてを新品のように均一に整えるのではなく、その木がもともと持っていた表情を残す。  
そこに、ヴィンテージウッドを使う面白さがあると考えています。  
古いものだからこそ、これからがある  長い時間を過ごしてきたものには、それまでの物語があります。  
そして、私たちが手を入れることで、そこにまた新しい物語が始まります。  

かつてはキッチンで使われていた板が、今度はリビングでカートとして使われる。  
建物の一部だった装飾が、家具として誰かの暮らしに寄り添う。  
そうやって、役割を終えた古いものが、もう一度、日常の中で使われていく。  
私たちは、古いものをただ保存するのではなく、これからも使い続けられるものへとつないでいきたいと思っています。  



傷も、割れも、欠けも、歪みも。  
それも含めて、その木にしかない個性。  
そして、時間を重ねたものだけが持つ味わい。  
REPAIR ‘N MAINTENANCEは、古いものをきれいに消してしまうのではなく、その記憶を残したまま、もう一度これからの暮らしの中へ。  
そんなふうに、ヴィンテージと向き合っています。